けんちゃんの行け!!麺

第 19 話 最終話

 半年というのも早いもので、今回で最終回です。
これまで色々な料理に興味を持ち作ってきました。
色々なテレビや本などから影響を受けました。
こういったメディアで刺激を受けなかったら料理は
作らなかったかもしれませんね!

 一番最初に影響を受けたのは、何だったかな?
アニメの中の実在しない料理は別として、一番最初に影響を受けたのは、「包丁人 味平」という漫画だと思います。
カレー対決とか、ラーメン祭りとか・・
偶然、コンビニで発売されていて、久しぶりに読むことが出来ました。
かなり、忘れていたエピソードが有りました。
読み返すと、僕の「これは作れるようになりたい!」という
料理の原点だったんだなと思います。
未だに、カレーに醤油を入れたりしているのは、
この漫画の影響です、(^▽^)
手延べ麺との出会いもこの漫画でした。

 それから数年後「中華三味」のCMで手延べ麺や刀削麺を
実写で観ることができました。衝撃でした。
漫画じゃなかったんだ!
手延べ麺を夢見て25年近く・・

最近やっと、打てるようになりました。
我ながらしつこい性格ですよね。

 お次は、「さすらいの食いしん坊」です。
三代目食いしん坊の南條 豊のしか観てないんですが。
これは、ビデオにとってしつこく、しつこく観ました。
このテープをダビングして、蕎麦打ちを水回しから
捏ね、伸し、切りまで、通しで観れるテープを作ったりしました。
ビデオは、料理作りに役に立ちました。
生地の色、艶、柔らかさ、その他、主役である料理人の後ろに
微かに見える食材やら切りカスやらを見つけて推理して、 作り方とかを再現したりするのが楽しかったです。
もちろん、うまく行かない事の方が多いんですが・・・
このときには、特にジャンルに関係無く、和洋中何でもやっていました。

本格的に料理に興味を持つとやはり専門知識が必要になり、
専門的な本を探しました。

中でも興味を引かれたのが、
西川治さんの「悦楽的 男の食卓」です。
色んな国の専門的なというより、実際現地の人が食べているような料理の数々
本職が写真家ですから、写真も綺麗で、料理の本と言うより、旅行記のような内容です。
燻製やハム作りに興味を持ち、ドラム缶を改造してスモークハウスとか作りました。
他にも、玉村豊男さんも好きでした。

こちらは、ウィークエンドクッキングと言って
パスタマシンで手打ちパスタパーティーをやろう!とか、
小龍包を作って大きいから「大龍包」だなどと言う気楽さが好きでした。
島津陸子さん。

こちらは、本格的なパンの作り方の本です。
干しブドウを醗酵させて、天然酵母のパンを作ったりしました。
醗酵の技術は、肉マンとかに大いに役に立ちました。

 次に「美味しんぼ」これも、はまりましたね!
子供の頃、餅を蒲焼にして食べるのが大好きでしたが、美味しくないと思うようになっていました。
この漫画を見て、ちゃんと醸造した醤油は焦がすと香ばしい良い香りがすると知り、醤油にはまりました。

健康食品店などを回り、ちゃんと醸造した醤油を見つけ歩きました。
色々、実践的な料理のまめ知識とかいっぱいです。

 もっと実践的なのは「ラーメン発見伝」です。
主人公はラーメン屋開業を目指すという設定のせいか、実践的な内容が豊富です。
蕎麦屋を開業する時にこれを見て、何回もお店作りを見直したくらいです。
脱サラして蕎麦屋を開業するという方と知り合うことが多くなりましたが
この本を読むように勧めています。
他にも、色々影響を受けた本とかあるんですけど・・・・

 最後に、脱サラしてお店をしたい人へ
いつの時代でも商売は厳しいです。
「自分はこんなお店をやりたい!」というしっかりとしたコンセプトが必要です。
採算性、土地柄、お客さんのニーズに応じて、妥協したりする柔軟性も必要です。
一番大事なのは、接客だと思います。

お客さんに喜んでもらう心遣いとかです。
大事な事を100上げろと言われても、1,000でも足りないでしょう。
でも、一つだけ上げるとしたら、接客です。

商売を始めても上手く行くとは限りません。
廃業して撤退する道も必要です。
倒産すれば、大勢の人に迷惑を掛けます。

家族も巻き込みます。
廃業して撤退する時の事を考えると、けっこうリアルに考えることが出来ます。
安全に撤退できないプランであれば、縮小して手頃なプランにするのも手です。
小さいお店が軌道に乗ってステップアップして、

より大きなお店にしていく方が自然です。
大きいお店から規模縮小は、難しいのです。
どうしても、安全に撤退できないのであれば、断念した方が良いでしょう。

安全な道(お店のプラン)、補給路(回転資金)、退路(上手く行かなかった時のプラン、コンセプトの見直しなど、最終的には、廃業、何処までふんばるか?)
意外と考えないのが、回転資金です。

開店資金で力尽き、回転資金を考えてなかったと言うのをよく聞きます。
最初から、お客さんが来てくれるとは限りません。

軌道に乗るまでの運営資金が必要です。
開業と言うのはスタートで、ゴールじゃないんですよね。

では!長いようで、あっという間の半年でした。
けんちゃんの万里のHPで、活動状況を報告しますので
こちらも、観てくださいね(^▽^)
Http://www.gorotto.com/hp/?u=1951
では、半年間ありがとうございましたm(ーー)m



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