実は、手打ちというものには、小さい頃から興味があり手打ちうどん、手打ち蕎麦と挑戦してはいたんです。でも、なかなか上手くいかず挫折していました。
それに子供の頃から、麺と言うものは丸いもの（断面が）という意識が強く、四角い手打ち麺に嫌悪感すら持っていたんです。今でこそうどんもラーメンも、四角い麺が主流ですけど、昔は、そばを除いて丸い麺ばっかりでしたよね。
スパゲティーに凝るうちに、美味しいソースから麺そのものを味わうものへと興味が移りました。
イタリアの色々なメーカーのパスタを、試したりしていると、ある本のなかで、パスタマシーンが紹介されていました。「家族で、友達で、パスタパーティーをやろうよ！」と言うような内容でテーブルに、パスタマシーンを置き皆で色んな色のスパゲティーを作っている写真は楽しそうでした。
パスタマシーンとは・・・
�，爐�ーしの、洗濯機の脱水機のように、ローラーが2本並べてあり、その間に、生地を入れ、くるくると回して、薄くのします。
�⊆，貌民�が組み合わさったローラーに通すと、暖簾のように麺が出てきます。
当時、通販で1万5千円でしたが、
今はナフコで5千円くらいで売っています・・・ (#／__)／ ドテ
これが、面白くって面白くって（＾▽＾）色々作りました。
トマト入りの、赤いのや、ヨモギ入りの緑色、
ココア入りのコゲチャ色のは苦くてまずかったです。
裏表で色違いにしたり、途中から色違いにしたり・・
また、加減というものを知らず、３０ｃｍもあれば十分なのに
切るという事を知らず、２ｍ以上の長い麺を作っていました。
が！しか〜し！
パスタと言うのは、デュラムセモリナ粉という小麦粉で作らないと
パスタではないのです。
できるものは、美味しいんですが、うどん？でした。
パスタ独特の「プチッ」と切れる食感ではなく、「プニュッ」とした感触しかでません。
でも、うどんと割り切れば美味しいのです。
パスタマシーンでは、正確に言えば「きし麺」のような平べったい麺か、
そばのような細めんしか出来ませんでした。
でも、当時は、お店で買ってきた茹で麺のうどんを
チャポチャポ温めるというのが主流でしたから打ちたて、茹でたての美味しいうどんというのは初めてで、凄く感動しました。
こうなると、うどんの方に興味が行ってしまい寿司用の、木製の桶を買い釜揚げうどんを楽しみました。
相変わらず、麺は２ｍ〜３ｍくらいでしたが・・
ともかく、うどんはいつでも、美味しい茹で立てが食べられるようになり
満足してました。
そして、いつしか丸い麺に対するこだわりも薄れていきました。
平たい麺でも、それなりに満足していたのですが
それに疑問を持ったのは、あるうどん屋で、自家製麺のうどんを食べたときからでし
た。この話は、またいつか・・・
色々な、料理をやり始めると、特殊な食材とか必要になったりします。
次回は、「食材調達」です 。
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